503エラーの意外な使い方

Webサイトを見ていると、時々エラーページが表示されませんか?
ウェブページでエラーが出た場合、大抵は3桁の数字が表示されます。
数字にはちゃんとした意味があり、それぞれエラーの原因を表しています。

今回はわかりやすくエラーページという表現をしていますが、
正式には「HTTPステータスコード」といいます。
HTTPステータスコードには下記の種類があります。

  • 100番台=リクエスト情報処理中
  • 200番台=リクエスト処理成功
  • 300番台=リダイレクト処理
  • 400番台=クライアントエラー
  • 500番台=サーバーエラー

400番台と500番台がエラーに対応している形です。

例えば、アクセス集中によりリクエストへ応答が出来なかった場合、503エラーが返されます。
人気商品の発売日にサイトにアクセスすると503エラーが返される・・・
そんな経験をした方も多いのではないでしょうか?

ついこないだ発売開始をしたiPhone15!
私も購入しようとして発売開始時間に合わせてAppleのサイトにアクセスしました。
すると、下記のような画面が表示されました。

引用 CLAYPIER(Apple storeの「まもなくです」は、実は「503」エラーである)

「まもなくです。」と画面に表示されたので、まだ準備中なのかな・・・
と思ってたのですが、どうやらこの画面「503エラー画面」だったのです。

エラーです!と画面にでかでかと書いてしまうと
ユーザーはページを表示するために、必死で更新してしまいます。
そうすると、サーバに負荷がかかるので、このような表示にしているのでしょうね。

私も普通に騙されてしまい(だまされたというのか?)
5分後くらいにアクセスして購入しました・・・
結局発売日には届かず、発売日から2~3週間後に届くそうです 😭😭😭。

アクセス過多になりやすいECサイトでは結構有効な手段なのかもしれません。

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