FTPソフトのおすすめは?

FTPソフトとは

FTPソフトを使ってファイルをアップロードしよう!となった時にどのFTPソフトを使用すればいいか、ソフトに違いは無いのか等の疑問が出てきます。

まず最初にFTPソフトとは、サーバにファイルをアップロードしたり、サーバにあるファイルをダウンロードしたりする際に使うファイル転送用ソフトウェアのことです。

人気なソフト二つを比較

FFFTPとFileZillaはどちらも日本国内でよく使われるFTPクライアントソフトです。それぞれに特徴があります。以下に「メリット」と「使い勝手」の観点から比較・検証します。

基本情報の比較

項目FFFTPFileZilla
開発日本人開発者(オープンソース)海外発(OSS)
日本語対応完全対応(標準)一部翻訳あり(少し不自然な部分も)
プラットフォームWindows専用Windows/Mac/Linux
対応プロトコルFTP/FTPS/SFTP(一部制限あり)FTP/FTPS/SFTP(広範囲に対応)

メリット比較

◆ FFFTPのメリット

  • 日本語での操作が自然:日本語ユーザーインターフェースが丁寧で、日本人にとって非常に直感的。
  • シンプルで軽量:余計な機能が少なく、インストール後すぐ使える。操作も高速。
  • フォルダのミラーリング機能:ローカルとサーバーで同期をとるのが簡単(差分アップロード)。
  • レガシー環境対応:古いサーバーとの相性が良いことも。

◆ FileZillaのメリット

  • マルチプラットフォーム対応:Windowsに限らず、MacやLinuxでも同じように使える。
  • ドラッグ&ドロップでの直感的操作:ファイルの移動が非常に簡単。複数ファイルもスムーズに操作可能。
  • 接続設定が柔軟(SFTP対応も強力):鍵ファイルによるSFTP接続やパッシブモード設定が簡単。
  • 転送キュー・エラー再試行機能:失敗したファイルの自動再送や順序制御がしっかりしている。
  • 開発更新が活発:セキュリティアップデートも頻繁に行われている。

実際の使い勝手(使用感)

検証項目FFFTPFileZilla
初期設定わかりやすく簡単詳細な設定が必要(やや複雑)
転送速度通常使用に問題なし高速で安定(大容量向き)
同期機能手動同期メインリアルタイム表示でわかりやすい
複数接続同時接続数制限あり多数の接続も安定動作
エラー対応表示のみ(再送は手動)自動再送・エラー管理が強い
見た目の分かりやすさレガシーUIだが見やすいカスタマイズ性あり・若干情報量多い

まとめ

2つのソフトを比較しましたが、個人的な使用感としてはFileZillaが圧倒的なスピードで大量のファイルをアップロードすることができるのでおすすめです。

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