7月20日(日)は2025参議院選挙の投開票日です。
わたしはお先に期日前投票を済ませてきました。その様子を、最後に少しご紹介します。
また、これまで恥ずかしながらあまり国政選挙の仕組みを理解していなかったので、今回あらためて学んだ内容をここにシェアしたいと思います。
参議院って
まず、衆議院と参議院のおさらいですが、先に衆議院で審議された法案が、次に参議院でも審議され、両者の決定が異なる場合は衆議院の結果が優先されます。…ここまでは学校で習った記憶があります。
次に定員と任期は以下の通りです。
衆議院 | 参議院 | |
議員数 | 465人 | 248人 |
任期 | 4年 | 6年 |
衆議院の方が議員数が多いから当選しやすい?かもしれませんが、衆議院は4年の任期の間に、内閣による「解散」の可能性があります。キツイですね。
一方参議院は任期が6年。解散はナシ。では選挙は6年ごと?と思いきや3年ごとに半数の選挙が行われます。つまり、全国で124人を選ぶ3年ごとの選挙イヤーが今年というわけです。
比例代表の投票用紙に候補者名を書ける?
さて、ここからがわたしの学びポイントです。昨年衆院選が行われたばかりなのでこんがらがってしまうのですが、衆参それぞれの投票先はこうなっています。
- 衆院選 小選挙区&比例代表 それぞれ1票を投票
- 参院選 選挙区&比例代表 それぞれ1票を投票
衆院選の「小選挙区」は全国が小さな選挙区に区分けされていてそこから1人ずつ選出します。参院選の「選挙区」は基本的に都道府県ごとに分かれていて、1人または複数人を選出します。ここに関しては、特につまずきません。
問題は比例代表です。衆院選の場合、政党名しか書けません。
これに対し、参院選では「政党名もしくは比例に立候補している候補者名」を書けるのです。
なので推しの候補者がいればその人の名前を、政党がいいなと思えば政党名が書けます。どちらを書くかはなんと自由です!
期日前投票に行ってみた
いやいや候補者名やら政党名を自由に書けると言っても、そんなに正しく記憶できないよ!と思ったあなたに朗報です。期日前投票に行ってみて分かりました。すべての記入台に全政党名・候補者名の一覧が貼り付けてあります。つまり「記入台にはカンペあり」です。(期日前に限ったことではありませんが…)
注意!
選挙期間中は各党の党首が演説をしていたり、その様子をメディアで見ることが多いです。しかしそのイメージで、参院選に出ていない党首の名前をうっかり投票用紙に書くと、当然ですが無効になります。なので、その点でもカンペの中から選ぶのが無難ですね。
さらに、よく「手ぶらで行ける」と言いますが、これは本当です。期日前投票所の入り口で「ハガキありません」と言うと、ハガキと同じ書式の用紙を渡されて住所氏名を記入します。それをもとに、ハガキに記載の「名簿番号」を割り出して、照合しているようでした。本人確認もありません。
というわけで、毎日20時までやってる気楽な期日前投票、おすすめいたします!