台風の時期到来!対策をしっかりしましょう

9月は台風が多く日本付近を通過する時期ですが、みなさんはしっかりと台風への備えをしていますか?
近年は異常気象の影響により、大雨や洪水、土砂災害などが各地で発生しており、台風による被害は年々深刻化しています。都市部でも冠水や停電が起きることがあり、決して他人事ではありません。
そこで今回は、台風が来たときに備えてできる対策をご紹介します。「備えあれば憂いなし」の気持ちで、早めに準備を整えておきましょう。

■台風対策① 家の周囲を点検し、安全を確保する

台風が接近する前に、まずは自宅の周囲を点検しましょう。ベランダや庭にある植木鉢や物干し竿、ガーデンチェアなど飛ばされやすい物は屋内に片付けてください。強風で飛ばされた物が窓ガラスを割ったり、通行人に当たる危険があります。
また、雨どいや排水溝に落ち葉やゴミが詰まっていないか確認することも重要です。排水が滞ると大雨で浸水の原因になります。窓や雨戸の施錠、屋根瓦やアンテナのゆるみのチェックも忘れずに行いましょう。

■台風対策② 非常用品を準備する

台風による停電や断水に備え、ライフラインが止まっても数日間は過ごせるよう準備しておくと安心です。
飲料水は1人1日3リットルを目安に3日分、非常食は缶詰やレトルト食品、乾パンなど加熱せず食べられるものを用意しましょう。懐中電灯やランタン、モバイルバッテリー、乾電池も必需品です。
さらに、常備薬や救急セット、簡易トイレ、マスクや消毒液など衛生用品も役立ちます。赤ちゃんや高齢者がいるご家庭では、粉ミルクやおむつなど特別に必要な物も忘れずに準備してください。

■台風対策③ 情報収集と避難の準備を整える

台風が接近しているときは、テレビやラジオ、インターネット、自治体の防災アプリなどから最新の情報を入手することが大切です。特に「警報」や「避難指示」が出た場合は速やかに行動できるよう備えておきましょう。
避難場所や避難経路はあらかじめ家族で共有し、車を使う場合はガソリンを満タンにしておくと安心です。万が一避難が難しいときは、家の中でも安全な場所(窓から離れた部屋や2階以上の部屋など)を確保して過ごすようにしてください。
また、家族や親戚、友人と緊急連絡方法を決めておくことで、災害時に安心感が高まります。

■まとめ

台風は毎年やってきますが、事前の準備によって被害を大きく減らすことができます。ほんの少しの心がけが、自分や家族の安全を守ることにつながります。今のうちにできることから始めて、安心して台風シーズンを乗り越えましょう。

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