ご存じの通り、2026年3月14日をもってJR東日本の運賃が改定されました。
- 普通運賃:平均7.8%の値上げ
- 通勤定期:平均約12%の値上げ
- 東京〜新宿間の運賃は210円から260円に値上げ
わたしも通勤にJRを使っているため、定期代を見てみたところ、14%アップしていました!
初の値上げ、とは別に気になったこと
なんと、JR東日本の運賃の値上げは、1987年の発足以来初めてなのだそうです。昨今の物価上昇を考えると、値上げも「まああり得るよね」という感覚だし、逆に今まで頑張ってくださったことに賞賛を送りたいくらいです。
それとは別に、この一報を先日テレビニュースで見た際に、あることが少し心に引っかかりました。
しかしながら、新しい生活様式の定着に伴う鉄道利用者の減少や、昨今の物価高騰による経費の増加、さらなる沿線人口の減少、人手不足等、今後も厳しい経営環境が継続する見込みです。(※JR東日本「運賃改定のご案内」より)
気になったのは「人口の減少」です。
JR東日本の営業エリアは広く、赤字路線もあるでしょう。ですが、大東京を擁し、日本最大の利用者数を誇っているはずですよね。そんな鉄道会社ですら、人口減少を理由に値上げする時代が来てしまったのでしょうか。
企業はさまざまなデータをもとに売上予測を立てて経営されています。その中に人口動態も入っていることと思います。ただ、それをここまで明確に打ち出しているのを見たのは初めてで、「えっ」と思ったのです。
今回JR東日本がこのキーワードを使ったことで、今後は他の業界でも当たり前のように使われていくのかもしれません。これまで当然のように受けていたサービスを、より少ない人数で頭割りして回していく世の中、ちょっと怖いなという気もします。
余談ですが、この件を扱ったテレビニュースで、マイクを向けられた新橋のサラリーマンさん。「通勤で使っている路線の値上げはイタイです〜」という回答。…ちょっと待って、あなたの交通費は会社が払ってるでしょ!と突っ込みたくなりました。
同日付で他社も運賃値上げ
ちなみにJR東日本と同じ3月14日、西武鉄道とつくばエクスプレスもそれぞれ運賃を値上げしたようです。
さらに面白いことに、値上げを行わなかった京王電鉄は、ここぞとばかりにWebサイトで自社運賃の安さをアピールしています。「井の頭線なら吉祥寺→渋谷 最速16分・230円」は、確かに速くて安いですね。JRの吉祥寺→新宿経由→渋谷も改定前は230円だったみたいですが、改定後に281円になってしまいました。
まとめ
JR東日本の運賃値上げの背景として「人口減少」が明記された点が、個人的に気になりました。日本の人口減少は、今後いろんな商品やサービスの価格に影響してくるでしょう。今のところ、雪崩を起こすような状況ではないと感じていますが、近い将来、気づけば「人口減少のため」が当たり前になっているのかもしれません。





