ワクチン接種が進んでも、医療崩壊を止められない現実

takaです。感染力が強い変異ウイルス「デルタ株」への置き換わりが進み、東京都内を中心に新型コロナウイルス感染症による「過去最大規模」の感染拡大が起きています。

グーグルの人工知能を活用した新型コロナウイルスの感染予測サービス「COVID-19感染予測(日本版)」では、8月18日から9月14日の4週間にかけて、日本全国での陽性者数は75万7532人、死亡者数は1740人と予測されています。

本日時点のコロナ患者数の予測データは、以下の通りです。

患者数が10万人(赤色の線)を超えたぐらいから、入院が困難になり自宅療養が急増し、医療崩壊が現実になってきました。

「不要不急の外出規制」を要請する緊急事態が、全国各地にだされましたが、感染の拡大防止には、ほとんど効果がない状況です。

最近では、『3蜜』とか『クラスタ』『濃厚接触』という言葉がマスコミからも聞かれなくなってきています。現在は、それにかわり『空気感染』が言われるようになってきました。

接触場所の不明者が、新規陽性者の約50%を超え、保健所も感染源の捕捉をあきらめ、8月から、意味がなくなった「濃厚接触者」は調べていないようです。

ワクチンへの過剰な期待

「デルタ株」により、ワクチンへの過剰な期待は、世界中で消えつつあります。

むしろ、ワクチンの接種が広がることが、耐性をもつ突然変異を促進するという可能性が高くなる危険性もあります。

そして今日、日本で初めて、「N501S」という新たなデルタ株の変異株が発見されました。cat_6.gif

Googleの人工知能が予測する50万人を超える患者数に達した場合、日本の医療体制はどうなってしまうのでしょうか?sayonara.gif

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