Takaです。国内では、積極財政を掲げる高市内閣の誕生で、日経平均株価は最高値を更新し、5万円にせまる勢いです。
また、東京のマンション価格は、不動産経済研究所が21日発表した2025年4〜9月の平均価格によると、1億3309万円と前年同期に比べ20.4%伸びたそうです。
<HOMES公開データより引用>

今は国内に株や不動産などの資産を持つ人々にとっては最高の状況にあります。
一方、資産を持たない若い層にとっては、住まいが手の届かないものになっています。
物の価格が急速に上がるインフレは、円という通貨の棄損を意味します。
経済の好調の裏側では、通貨の棄損と言う危険なシグナルが強くなっています。
政府がコントロールできない30年国債の金利は、
側近3年でZERO%に近い状態から3%に増加し続けています。
長期金利上昇は、以下のような「複数の負の連鎖」を引き起こします。
- 家計にとっては:住宅ローン・クレジットの負担増
- 企業にとっては:借入・投資コスト上昇で業績悪化
- 政府にとっては:国債の利払い増で財政圧迫
- 金融機関にとっては:債券評価損による資本悪化
- 株式市場にとっては:将来利益の割引率上昇による株価下落
このようなインフレの環境下で、デフレだった時代に安倍総理が実施したアベノミクスのような積極財政という名の借金による通貨の印刷を高市内閣が行ったら、いったいどうなるのでしょうか?
みなさんは、どう考えますか?





