break-all の落とし穴? 禁則処理が効かなくなる時。

コーディングのお仕事をしていて、だいぶ前から気になっている事があります。それは、いつの間にか禁則処理が効かなくなっている事がある、と言う事です。ボックス幅に合わせて文章が折り返していくとき、本来ならば行頭に句読点が来ることはないハズだし、カッコの前後や単語の途中でぶった切られることもないハズですよね:kaomoji4:

気にならない人にとっては、は? って感じなのかも知れませんが、文章の書き方というか、作法というか、そういう事を多少なりとも知っている人間ならば、けっこう気になる感じのものなんじゃないかな? と思います。だけど、それを知らずに、良かれと思って、やらかしてしまうケースもあるみたいです。

例えば、table要素を使っていて、セル内に英単語やURLが入力されている場合など。文字が折り返されずに横幅がハミ出してしまうのを回避するために word-break: break-all; だったり word-wrap: break-all; だったりを使うなんてこともあるんじゃないでしょうか。適用させる箇所を限定したり、上手に使うのならば問題ないと思うのですが、全体に適用されてしまうと、ちょっとおかしな事になってしまいます。敢えてやっている場合も、もしかしたら有るのかも知れませんが:ase1:

CSSの禁則処理については、検索すると、たくさん出てきます。知らなかったわぁって方、気になった方、興味をもたれた方はご覧になってみてください。

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