イメージの代替テキスト記述(alt属性とtitle属性)

HTML文書では、
img要素の画像の代わりとなる代替文字列をalt属性で用意することができます。

以前は、「用意できる」ではなく「必ず用意しなければならない」ものとされていました。

つまりHTMLにおいては、altはオプションではなく「必須」の属性とされていました。

しかし最近では、主要な検索エンジンの画像に記述したaltの情報を検索結果に反映していないようです。

せっかくalt書いたのに!  :cat_7:
つまり、altで画像の代外テキストを記述しても、検索結果に影響しないという事です。

altと共に画像の代替えテキスト記述に使えるタグがもう1つあります。

「title」です。

title属性は、
HTML 4.0ではimg要素やa要素にtitle属性という新しい機能が導入されました。

これを利用すると、ブラウザにその要素が指し示すリソースの内容を情報として提供することができ、
その画像上にマウスカーソルを1~2秒とどめておくと、titleとして記述されている文字が小さな「チップ」としてポップアップしたり情報欄に表示したりするような仕掛けになっています。

そしてなんと、
画像の代替えテキスト記述にtitleを利用した場合は、検索エンジンに反映されます。

つまりSEO的には、titleの方が有効という事になります。:cat_5:

IEでは、altタグでポップアップ表示されますが、
Firefoxでは、「title」を使うとポップアップされるが、「alt」では、ポップアップされません。

Yahoo!を見ると、titleとalt を固定要素と変動要素で切り分けているようです。

どうやらWEBデザイナーにとっては、今後「alt」「title」の使いかたにポリシーが必要なようです。:body_deject:

みなさんは、どう考えますか?

 

 

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