パソコンを使っていると、毎日のように「Microsoftでは、Windows10へのアップデートをお勧めしてます」のメッセージが出てきます。 多くのWindowsユーザーにとって、とても煩わしくメッセージですね。
しかも、ウィンドウズ10への更新を推奨するポップアップ右上の赤い「x」をクリックすると、ボックスが閉じるのではなく、更新手続きが始まっていまいます。 「かってに更新される」とか 「汚いトリック」とか 「ウイルスと同じだ」とか・・多くの批判が起こっているようです。
(弊社でも上記の「x」をクリックで更新が実行されてしまい騒いでいる社員がいましたが・・)
そろそろWindows 10 のアップグレードを実行してみようかな?っと思っていましたので、少し調べてみました。
Windows 10アップグレードを、なぜ?こんなにしつこく行うのか?
そして、どうしてWindows 10は無償なのか?
Microsoftは、Windows 10の無償アップグレードが2016年7月29日に終了すると、翌日7月30日からは有料化となると宣言しています。
疑問に感じるのは、Windows 10アップグレードを、なぜ?こんなにしつこく行うのか?そして、どうして無償なのか?という事です。
これまでのMicrosoftのビジネスモデルでは、OSのアップデートが数年に一度、数万円という高額な売上を作るビッグチャンスでした。 Windows XPの頃までは、毎回お祭り騒ぎでしたが、それ以後 多くのユーザーは、それほど新しい機能を望まなくなり、そしてMicrosoft以外は誰も望まないイベントになりました。
WindowsをつくるPCメーカーにとっても、パソコンの利益率が大きく下がっている上に、OSのアップグレードのたびにOS互換の投資が必要になります。 結局、OSのアップグレードで大きく儲かるのはMicrosoftだけです。
迷走から目覚めたか?Microsoft!
過去は、有償だったOSアップグレードが、今回のWindows 10アップグレードでは無償であることに、ユーザーからは驚きの声はありません。
携帯のOSのアップグレードが無償なのが当たり前になった利用者にとって、OSの更新に多額の費用を求めるMicrosoftのビジネスモデルは、過去のものとなってしまったといえます。
さらに、Windows8(および8.1)は、未だに10%程度のシェアしかないそうです。誰もWindows8への移行しようとしません。(これだけショウモナイOSでは当然ですが・・)
なんと、未だにXPを使うユーザーのシェアは、18%もあるそうです。
(私のPCは、Windows8.1ですが、最悪のOS(8.1)をWindows7風にカスタマイズして使用しています。)
Windows 10で、Microsoftは改心するのか?
Windows 10は、Windows 7とWindows 8.1の中間の様なユーザーインターフェースに思えます。
そして、Windows 10以降は、これまでのWindowsのように数年に1度新しいバージョンを発売するのではなく、「Android」のように数カ月~1年おきぐらいにアップデートを行って進化させていくようです。
Windows10の評価としては、軽くて起動も早いと言われています。また、リリース初期の頃のようなトラブルや不具合は、だいぶ改善されているようです。 しかし、今だ対応できていないソフトも多くあるのが現実のようですが・・
Windows10 のアップデートに要する時間は?
では、実際にWindows 10 のアップデートにどのくらいの時間がかかるのでしょうか? Microsoftのメッセージに従って、今すぐアップグレードを選択してしまった場合、1日パソコンが使えない なんて事になる可能性もありますね。
ネットで調べてみると、早いケースでは、1時間程度で終わったという情報や5~6時間かかったや半日かかったなど様々です。
業務で使うパソコンであれば、半日ぐらい使えなくなる事を想定して、アップデートを行う方が良さそうですね。
・・と言うわけで、
本日は歓迎会で業務を早く終了する予定なので、本日、Windows 10 のアップデートを行ってみたいと思います。