コーヒー豆の種類でカフェイン量は違う?【あなたに合う豆の探し方】

コーヒー豆、アラビカ種・ロブスタ種

前回はコーヒーとカフェインの効果について解説しました。今回はコーヒー豆の種類で、カフェインの量は違うのか気になり、調べた結果です!

コーヒーは、多くの人々にとって日々の活力を与える欠かせない飲み物ですが、カフェインの摂取量を気にする方も増えていますね。そんな皆さんの参考になればと思います。

1. コーヒー豆の種類とカフェイン量

コーヒー豆には主にアラビカ種ロブスタ種という2つの種類があります。それぞれ、風味やカフェイン量に大きな違いがあり、具体的な豆の例を挙げることで、自分に合ったコーヒーを選ぶ参考になります。

アラビカ種: アラビカ種は全世界で生産されるコーヒーの約70%を占め、繊細で豊かな風味が特徴です。酸味があり、カフェイン含有量はロブスタ種に比べて低めです。アラビカ種の代表的な豆には以下のものがあります:

    • コロンビア: 甘みがあり、バランスの取れた酸味とコクが特徴。カフェイン量は10gあたり約100mg前後。
    • エチオピア: フルーティな香りと明るい酸味で知られ、エスプレッソやブラックコーヒーに最適。
    • マンデリン(インドネシア産): まろやかなコクと重厚なボディが特徴で、少しスパイシーな風味が楽しめる。カフェイン量はアラビカ種の中ではやや多めで、約110mg/10g。

      ロブスタ種: アラビカ種と比べて耐病性が高く、主にベトナムやブラジルで栽培されています。ロブスタ種はカフェイン量が多く、苦味が強いのが特徴です。インスタントコーヒーに使用されることも多いです。ロブスタ種の代表的な豆には:

      • ベトナム産ロブスタ: 苦味が非常に強く、エスプレッソやカフェオレなど、ミルクを加えるコーヒーによく合います。10gあたり約200mgのカフェインを含みます。
      • ブラジル産ロブスタ: ロブスタの中でも比較的マイルドな味わいで、深いコクがあります。

私の経験では、仕事中に集中したいときにはロブスタ種の強いカフェインを活かしたコーヒーを選びますが、リラックスしたいときや夜にはアラビカ種のマイルドな豆を選ぶのが理想的です。

2. コーヒー カフェイン量 ランキング

コーヒーのカフェイン量をランキングにすると、以下のようになります。

  1. エスプレッソ: カフェインが非常に濃縮されており、1ショット(30ml)で約60~80mgのカフェインを含みます。
  2. ドリップコーヒー: 1杯(150ml)あたり約95mgのカフェイン。
  3. フレンチプレス: 粗挽きのコーヒー豆を使用し、1杯あたり100mg程度のカフェインを含むことが一般的です。

3. カフェインの少ないコーヒー豆とは?

カフェインが少ないコーヒー豆」を選びたいという方には、デカフェアラビカ種の中でも浅煎りのものをおすすめします。浅煎り豆は、焙煎が短いため、カフェインの分解が少なく、体に負担が少ないと言われています。

4. コーヒー豆10gや20gあたりのカフェイン量

コーヒー豆のカフェイン含有量は、10gあたりで考えると以下のようになります。

  • アラビカ種のコーヒー豆10g: 約100mgのカフェイン(例:コロンビア、エチオピア)。
  • ロブスタ種のコーヒー豆10g: 約200mgのカフェイン(例:ベトナム産ロブスタ)。

また、20gのコーヒー豆を使用する場合、アラビカ種で約200mg、ロブスタ種では400mg近くのカフェインが摂取できることになります。忙しい日の朝には、20gの豆を使った濃いめのコーヒーを飲むことで、エネルギーを補充するのが私の定番です。

5. 一粒のコーヒー豆に含まれるカフェイン量

コーヒー豆1粒あたりのカフェイン量は、平均的にアラビカ種で約2mg、ロブスタ種で4mg程度です。これを知っておくと、自分の摂取量を簡単に管理できるので便利です。

コーヒー豆とドリップコーヒー


まとめ

コーヒー豆の種類やカフェイン量を理解することで、自分の生活スタイルや健康に合ったコーヒーを選ぶことができます。わたしも毎日2~3杯のコーヒーを一日に飲むので、自分自身の勉強もなりました。特にカフェインの摂取量をコントロールしたい場合は、豆の種類や焙煎の違いに注目し、自分に合ったバランスを見つけたいですね!

 

トラックバックURL