スマホの普及で増えるネットワーク障害

ドコモのアンドロイド携帯を使っているtakaです。

最近頻繁にネットワーク障害が発生していますが・・

NTTドコモは、1月26日に東京都で通信障害を発生させ、FOMAの音声とパケット通信サービスが利用しにくい事象が発生し252万人が影響を受けたようです。
そしてNTTドコモは今日も、東北地方で通信障害を発生させているようです。

auでも26日に東京都下西部11市町で、携帯電話や固定通信サービスが利用しにくい状況になったようです。

何が原因でネットワーク障害が多発しているのか?

1/26のドコモ障害発生の概要は、以下のとおりだそうです。

まず、スマートフォン契約者の増加に対応するために、ドコモは1月25日未明から新型パケット交換機に切り替えた。
新型パケット交換機への切替で、処理可能な同時接続数は88万から180万に増えるたが、
1時間あたりの信号量は2750万から1410万へと減少してしまったという。
(だとしたら間抜けですが・・)

そして、その日のトラフィックの上昇に伴い、制御信号がパケット交換機の処理能力をオーバーフローし、ネットワークの自動規制により、パケットサービスと音声サービスが利用しにくい状態となったというものだ。

この日の障害がドコモの発表通り、トラフィックの上昇によるものか?正直疑わしい気もするが、
ドコモを含め通信キャリアがパケットの増加への対応に追われているのは事実と思われます。

パケット交換とは?

パケット交換とは、インターネットやコンピュータのネットワークで広く利用されているデファクトスタンダード通信方式です。
 
送信するデジタル・データをパケット(郵便の小包のようなデータの固まり)という単位に分割して、通信する方式です。データはパケットに分割され、ルータからルータに転送されながら最終的な目的地にたどり着くしくみです。
 
スマホの普及で急速に増えるパケット通信量

今回のNTTドコモのトラブルの原因は、制御信号がパケット交換機の処理能力をオーバーフローしたということだが、その背景にあるのがスマートフォンの急激による制御信号が急増だという。

スマホが発する制御信号は、携帯電話が実際にネットワークに接続するために必要となる接続要求や位置情報などでガラケーより、10倍ほど頻繁にこの信号を発しているらしい。

さらに、VoIP、チャット・・など頻繁に制御信号を必要とするスマーホのアプリケーションが急激に普及したことが制御信号が増加に拍車をかけているようだ。

こうなると、ドコモ1社だけでは解決が難しくなって来ている気がします。

スマホの普及やアプリの利用の増加は、急速に進むでしょうし抑制も難しいでしょう。

こうなると、
キャリア全体やスマホのOSを創っているアップルやGoogle,
アプリの開発会社など、全体でインフラを考えないと解決できない問題になってきたように思えます。

根が深い問題だけに、当面、ネットワーク障害は頻発するのでしょうね?:yaba:

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