Takaです。今回は、前回の続きになりますが
人工知能が『想像』や『融通』『ユーモア』など人間特有の機能と思われている要件に対応できるのか?具体的に考えてみたいと思います。
(前回記事:時代の分岐点:『ChatGPT』が生まれる前とそれ以後)
まずは『融通が利く』『融通』の意味?『想像』『想像力がある』の意味?
『ユーモア』の意味?について調べてみました。
調べてみると、
1、『融通が利く』『融通』とは?その場その場で適切に対応できること、
臨機応変にその場に相応しい処置ができること、などの意味のようです。
2、『想像』『想像力がある』の意味とは?
目の前に存在しないもののことを考える力とあります。
3、『ユーモア』の意味は?
人の心を和ませるようなおかしみだそうです。
具体的に意味を調べてみると、それぞれに見合う条件を与えてあげれば、人工知能にも対応可能のような気がします。
1、『臨機応変』については、多様な条件を想定した回答を用意し、
条件に応じた確率の高い答えを提供できれば実現可能と思われます。
2、『想像力』についても、関連する情報を広くサポートしたり、
時系列に情報を整理する事で、一歩先を類推する事が可能かと思われます。
3、『ユーモア』についても人間と同じようなふるまいや表現を学習すれば、
実現は可能と思われます。
実験してみました。
以下は、ふつうに桃太郎を現代風にアレンジした結果です。
以下は、ユーモアのある作家と前置きしたうえで
桃太郎を現代風にアレンジした結果です。
「ユーモアのある作家」と入力したのですが、
何故か?「感動のある作家」に置き換えられましたが
確かにユーモアのある物語に代わりました
人間でないと実現できないと思われていた『融通が利く』『想像力』『ユーモア』などの振る舞いも回答を求める側が、前提条件や与えるタスクによって、AIにも実現可能のようです。
例えば人間にしても、『ユーモアがあるといわれる人』でも、
どんな時でもユーモアのある表現をしている訳ではありません。
その場のシュチュエーションに合わせて、ユーモアのスイッチを入れているはずです。
AIにも『ユーモア』『想像力』のスイッチを入れてあげれば、人間以上の振る舞いが可能のようです。
だとすると『融通が利かない』『創造性がない』『ユーモアがない』人間よりも、人工知能の方がより人間的かもしれませんね。
その延長には、ターミネーターで描かれた「AIが自我を持つ未来」もあり得る気がしてきます。
みなさんは、どう考えますか?