時代の分岐点：『ChatGPT』が生まれる前とそれ以後

takaです。最新版のChatGPT-4が日本語環境で、使えるようになってきました。
費用は月額20ドルで、OpenAIの最新言語モデルである「GPT-4」が利用できるようになりました。

Bing版 GPT-4の誕生

さらにBingがアップデートされて、プラグインはChatGPTと共通化されました。
GPT-4に対応した新しいBingでは、検索機能だけでなくチャットでの対話による情報取得や画像やコンテンツの生成機能に対応し、急速に進化をしています。

Bing版GPT-4とGPT-3.5の主な違い

Bing版GPT-4とGPT-3.5の主な違いについては、以下のようです。

データの鮮度：Bingを導入することで、ChatGPTによる対話においても最新の情報を活用できるようになりました。
ChatGPTの学習データは、2021年9月までのものを活用しており、それ以後の情報は利用できません。Bing検索とChatGPTを連動させることで、ChatGPTが学習していない最新の情報も、ChatGPTの回答に反映できるようになりました。
GPT-3.5はテキストプロンプトしか受け付けませんが、GPT-4は、テキスト以外に画像や文章、音声などの入力が可能となりました。
応答情報の正確性・事実性が向上しているようです。
つまり、不正確な情報が減ったという事です。
チャットのセッションの中で、扱えるデータ量が8倍になったようです。
GPT-4は、3.5の約8倍の最大25,000語程度まで扱うことができるそうです。
これによりGPT-4は、会話のコンテキストや、会話の中で与えられる指示を、より長い時間にわたって、より明確に、記憶することができるようです。

GPT-4の回答結果で驚きは？？

GPT-4で、衝撃を受けたのは、機能向上や利用範囲の拡張の驚異的な進化のスピードです。とても人間の学習による成長では、太刀打ちできませんね。

GPT-4の回答結果への驚き

それと驚いたのは、GPT-4の複数タスクへの回答結果の柔軟性です。まさに感性に近いものを感じました。今まで自分が抱いていたAI（人工知能）への勝手な思い込みが壊されました。

＜人工知能に対しての思いこみ＞

GPT-4の誕生で、自分が思いこんでいた人工知能への勝手な思い込みが壊されました。
タスクの与え方で、人工知能にも人間に特有と思われていた『創造』や『融通』『ユーモア』も与えることが可能となる未来が見えてきました。

『人工知能ChatGPTの誕生』は、人類の歴史や地球の歴史においても
『ChatGPTの誕生以前と』『ChatGPTの誕生以後』に分けられるほどの怪物の誕生と思えます。

みなさんは、どう考えますか？

次回は、人工知能の『創造』や『融通』『ユーモア』の部分を具体的に考えてみたいと思います。