TAKAです。イラン戦争以後、株価だけが実体経済と同期しないで上昇を続けています。何が起こっているのか?少し整理してみたいと思います。
2026年2月28日に米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始以後~現在まで、日本株は、単純な「戦争で下落」という相場ではなく5月〜6月以降は、戦争前を上回る上昇相場に向かいました。
イラン戦争以後の株価の動向
戦争開始直後は、日経平均は終値で58,057円24銭、前週末比793円03銭安でスタートしました。ホルムズ海峡封鎖懸念から一時2,100円超下落し、3月9日には一時4,200円超の急落も記録し、その後、4月8日には米国とイランの停戦合意が明らかになり、東京市場では日経平均の上げ幅が一時3,000円に迫る場面がありました。
5月には、米国・イランが戦闘終結に近づいているとの報道を受け、米国株が上昇し、日本株も追随しました。5月7日の日経平均は前営業日比3,320円72銭高の62,833円84銭となり最高値を更新しました。6月15日には、米国・イラン和平合意を受けて日経平均が大幅高となり、初めて69,000円台で終えました。
全体の流れとしては
第1段階:戦争開始で急落
第2段階:原油供給不安の消化
第3段階:停戦・和平期待で急反発
第4段階:AI・半導体株主導で高値更新
第5段階:高値圏で再び地政学リスクと過熱感を警戒
という展開です。
イラン戦争開始から、現在までの日本とアメリカの国債の金利差は、以下の通りです。

イラン戦争開始以後、日米の10年国債の金利差は、利回り差は、戦争開始後に約2.02%ポイントから約1.74%ポイントへ縮小傾向にあります。
この間の、ドル円の為替の変化は、以下の通りです。

上記のグラフが示す通り、日米の金利差が縮小しているにも関わらず、ドル円の為替は、円安に進んでいます。
ドル円は、戦争開始後に155円台から161円台後半まで円安が進行しました。変化幅は約6.7円、率にすると約4.3%の円安です。
つまり、中東情勢によるドル買いと同時に、中東リスクで原油高懸念が強まると、エネルギー輸入国である日本は貿易収支悪化が意識され円売りが進んでいるようです。
個人的な見解ですが
個人的には、日米の金利差の縮小は、今後も続くと推察します。
どこかのタイミングで、アメリカの信用(ドルの信認)が棄損するか?AIの過剰な信用が棄損されれば、日本からアメリカへ流れていたお金のが止まる時期が来ると思います。
その時、世界の環境は大きく変わると想定しています。
みなさんは、どう考えますか?





